全ての始まりは、キーボードオタクが4人集まったところから始まりました。
4人のMR.Mが、偶然にも閃いたキーボード。
それがGRABSHELLです。
1人目は、ソフトウェアエンジニアのMatsu。
そもそも彼の一言でこのキーボードは作られることになりました。
エンジニアにとって重要なものは、もちろんPCもあるが、それ以外でいえば、椅子とキーボードだと彼は豪語。
ハーマンミラーの最高級の椅子に座りながら、見たこともないメカニカルキーボード、赤軸の心地よい音を響かせながら、これでもかというくらいのショートカットキーを割り当て、最高の効率を求めて作業を行う。
それこそが美学。
彼は、弊社のトップソフトウェアエンジニアという立場だが、チームメンバーとのペアプログラミングを行う時にウロウロしながら会社の中を歩き回る。
それは、徘徊という言葉がピッタリ合う。
同じシェアされた画面を見ながらタイプするのに、どうしても歩きながらタイピングするという行為が最も効率が良いとのことでした。
また、常にコードを書いていたいとの思いから、ソファーだろうが、ベッドだろうが、常にPCを持ち歩く。
「それが面倒だから作ろう!」と2020年の11月の会社の定例会議で言ったことがきっかけになった。
持ちながら打てるキーボードは、実は、世の中に20年前に発明されている、と言ってもジョイスティックのような形をしたものだ。
また、10年前にはモバイルデバイスを打つために便利な背面キーボードは発売されていた。
※「HandHeldKeyboard」と呼ばれるこのタイプのキーボードは、常に持つことを想定されているが、置いて使えないと結果的に使い勝手が悪い。
「持ち歩けて、置いても使える」
これが最初のコンセプト。
4人のMR.Mが、偶然にも閃いたキーボード。
それがGRABSHELLです。
1人目は、ソフトウェアエンジニアのMatsu。
そもそも彼の一言でこのキーボードは作られることになりました。
エンジニアにとって重要なものは、もちろんPCもあるが、それ以外でいえば、椅子とキーボードだと彼は豪語。
ハーマンミラーの最高級の椅子に座りながら、見たこともないメカニカルキーボード、赤軸の心地よい音を響かせながら、これでもかというくらいのショートカットキーを割り当て、最高の効率を求めて作業を行う。
それこそが美学。
彼は、弊社のトップソフトウェアエンジニアという立場だが、チームメンバーとのペアプログラミングを行う時にウロウロしながら会社の中を歩き回る。
それは、徘徊という言葉がピッタリ合う。
同じシェアされた画面を見ながらタイプするのに、どうしても歩きながらタイピングするという行為が最も効率が良いとのことでした。
また、常にコードを書いていたいとの思いから、ソファーだろうが、ベッドだろうが、常にPCを持ち歩く。
「それが面倒だから作ろう!」と2020年の11月の会社の定例会議で言ったことがきっかけになった。
持ちながら打てるキーボードは、実は、世の中に20年前に発明されている、と言ってもジョイスティックのような形をしたものだ。
また、10年前にはモバイルデバイスを打つために便利な背面キーボードは発売されていた。
※「HandHeldKeyboard」と呼ばれるこのタイプのキーボードは、常に持つことを想定されているが、置いて使えないと結果的に使い勝手が悪い。
「持ち歩けて、置いても使える」
これが最初のコンセプト。

HHKB Professional BT Before using Grabshell (Matsu’s Keyboard)
2人目は、そのエンジニアと肩を並べるハードウェアエンジニアのMiku。
彼はこれまでロボット、自動車、ガジェットと多くのデバイスを開発してきたが、ハードウェアエンジニアは、開発をする場所が机の上でない場合が多い。
ロボットも大抵外、ドローンももちろん外、車は車の中。
キーボードを置く場所がない場所でも利用できるということは、大きなメリットになる。
実際の開発は机の上のキーボードで行ったとしても、現場で同じようにコントロールできるためには何が必要か。
それは、ソフトウェアエンジニアにはそこまで必要でない、マウスやトラックボールのような機能だ。
CADデザイナーは理解できるだろうがマウスだけではできないコントロールも実装する必要がある。
「キーボードだけではない、もちろんマウスやトラックボールも」
彼はこれまでロボット、自動車、ガジェットと多くのデバイスを開発してきたが、ハードウェアエンジニアは、開発をする場所が机の上でない場合が多い。
ロボットも大抵外、ドローンももちろん外、車は車の中。
キーボードを置く場所がない場所でも利用できるということは、大きなメリットになる。
実際の開発は机の上のキーボードで行ったとしても、現場で同じようにコントロールできるためには何が必要か。
それは、ソフトウェアエンジニアにはそこまで必要でない、マウスやトラックボールのような機能だ。
CADデザイナーは理解できるだろうがマウスだけではできないコントロールも実装する必要がある。
「キーボードだけではない、もちろんマウスやトラックボールも」

Shinobi Keyboard TEX Electronics Before using Grabshell (Miku’s Keyboard)
3人目は、その2人とは全く違う立場のライターのMorry。
彼は、ブログや記事、小説など1日数万字を書くハードライター。
ちなみにこの文章ももちろん彼(いや私)が書いている。仕事の都合でイラストレーターからテキストまで、さまざまなデバイスを利用する。
Apple製品だけでなく、ゲーム用のWindowsから本当にテキストだけ打つ用のガジェット、寝ながらも打てるARデバイスなど、もうずーっと書いている。
移動の都合もあって、デバイスの縛りだけは避けたい。
もちろん最近のキーボードはデバイスの切り替えができるものが多いが、作業内容によってキー配列も簡単に変更したい。
配列の変更は最近ではできる機種が多いが、簡単にとなると、それは別。
あくまでスイッチ一つで自分の仕事モードをオフにできるような配列変更ができたら良いなと感じていた。
「オンとオフでスイッチ一つで自分の人生もオンオフできたら良いのに」
上手いこと言ってる風だが、単純に物理スイッチ一発でキー配列が変われば良いのにという意味だ。
彼は、ブログや記事、小説など1日数万字を書くハードライター。
ちなみにこの文章ももちろん彼(いや私)が書いている。仕事の都合でイラストレーターからテキストまで、さまざまなデバイスを利用する。
Apple製品だけでなく、ゲーム用のWindowsから本当にテキストだけ打つ用のガジェット、寝ながらも打てるARデバイスなど、もうずーっと書いている。
移動の都合もあって、デバイスの縛りだけは避けたい。
もちろん最近のキーボードはデバイスの切り替えができるものが多いが、作業内容によってキー配列も簡単に変更したい。
配列の変更は最近ではできる機種が多いが、簡単にとなると、それは別。
あくまでスイッチ一つで自分の仕事モードをオフにできるような配列変更ができたら良いなと感じていた。
「オンとオフでスイッチ一つで自分の人生もオンオフできたら良いのに」
上手いこと言ってる風だが、単純に物理スイッチ一発でキー配列が変われば良いのにという意味だ。

So many mechanical high performance keyboards before using Grabshell (Morry’s Keyboards)
4人目は、この3人の子ども達。
彼らは、いや彼女達は、年齢こそ差があるものの、マインクラフトやフォートナイトといったゲームの世界で繋がっている。
10歳から18歳までとさまざまだが、親がこんな状況なのでデジタルネイティブに育ったため、キーボードはコミュニケーションに欠かせないものになっている。
そのうちの10歳の女の子が言った。
「VRをしながらキーボードを打つのがすごく面倒。でも、キーボード繋げて使うと、それはそれでVRの意味を感じられない。自動車なのにハンドルは手綱だね。」
これからの世代の彼ら達は、きっとバーチャルネィティブな世代になるはずだ。
であれば、ヴァーチャルの世界で利用できる。
つまり、グラスをつけたままVRやAR端末がウェアアブルなわけで、キーボードもウェアラブルになるべきだろう。
「これからのXRの世界をハックするための、新しいデバイスとして」
彼らは、いや彼女達は、年齢こそ差があるものの、マインクラフトやフォートナイトといったゲームの世界で繋がっている。
10歳から18歳までとさまざまだが、親がこんな状況なのでデジタルネイティブに育ったため、キーボードはコミュニケーションに欠かせないものになっている。
そのうちの10歳の女の子が言った。
「VRをしながらキーボードを打つのがすごく面倒。でも、キーボード繋げて使うと、それはそれでVRの意味を感じられない。自動車なのにハンドルは手綱だね。」
これからの世代の彼ら達は、きっとバーチャルネィティブな世代になるはずだ。
であれば、ヴァーチャルの世界で利用できる。
つまり、グラスをつけたままVRやAR端末がウェアアブルなわけで、キーボードもウェアラブルになるべきだろう。
「これからのXRの世界をハックするための、新しいデバイスとして」

Children enjoying Minecraft on XR with Grabshell
商品としてのコンセプトを説明するのに、弊社の紹介をしていこうと思う。
弊社は、日本にある小さな会社だ。
決して、GAFAと呼ばれるような大規模な企業ではないが、ガジェットやデバイス、ソフトウェア開発、AIのエンジン開発など、0から1を得意とする会社だ。
エンジニアリングの楽しさをこのキーボードを使って日々実装している。ものを作ると、ものの大切さがわかると先人が言っていたように。私たちは必要ならばモノを作り続けたい。
Think Different でも、Just Do it でもなく、私たちは自分たちの作ったデバイスで新しいモノを作り続けたい。
Make something by things that we made.
畑を耕すなら畑を耕す道具を作り、金を掘るなら金を掘り起こすための道具を作りたい。
全部自分たちでやりたいって思っている、非効率な会社とも言える。
今回のキーボードを作った理由は、本質的には世の中の多くのエンジニアに同じ気持ちを共有したかったのもある。
なぜ、新しい世界をハックしようとこのキーボードにキャッチコピーを付けたのか。
私が初めて小学生の頃にパソコンのキーボードを指1本で打っていた時に感じた新鮮さを伝えたかったからだ。
初めてキーボードをタイプした時、私はすごく感動した。
コンピューターの世界に入った気がした。
あれから30年以上が経つが、もう一度あの新鮮さを皆にお届けしたい。
イーロンマスクもスティーブ・ジョブズもビルゲイツも多分初めてのキーボードでワクワク、ドキドキが止まらなくて世の中を変えたはず。
次の世の中をハックするのは、このデバイスを使いこなしたあなたかもしれない。
弊社は、日本にある小さな会社だ。
決して、GAFAと呼ばれるような大規模な企業ではないが、ガジェットやデバイス、ソフトウェア開発、AIのエンジン開発など、0から1を得意とする会社だ。
エンジニアリングの楽しさをこのキーボードを使って日々実装している。ものを作ると、ものの大切さがわかると先人が言っていたように。私たちは必要ならばモノを作り続けたい。
Think Different でも、Just Do it でもなく、私たちは自分たちの作ったデバイスで新しいモノを作り続けたい。
Make something by things that we made.
畑を耕すなら畑を耕す道具を作り、金を掘るなら金を掘り起こすための道具を作りたい。
全部自分たちでやりたいって思っている、非効率な会社とも言える。
今回のキーボードを作った理由は、本質的には世の中の多くのエンジニアに同じ気持ちを共有したかったのもある。
なぜ、新しい世界をハックしようとこのキーボードにキャッチコピーを付けたのか。
私が初めて小学生の頃にパソコンのキーボードを指1本で打っていた時に感じた新鮮さを伝えたかったからだ。
初めてキーボードをタイプした時、私はすごく感動した。
コンピューターの世界に入った気がした。
あれから30年以上が経つが、もう一度あの新鮮さを皆にお届けしたい。
イーロンマスクもスティーブ・ジョブズもビルゲイツも多分初めてのキーボードでワクワク、ドキドキが止まらなくて世の中を変えたはず。
次の世の中をハックするのは、このデバイスを使いこなしたあなたかもしれない。

Hack the world.



今後も世の中のエンジニアの力を借りてより良いものにしていきたいと考えています。
机の上から解放される、そして、ワクワクするようなキーボードにまだ完全には仕上がっていません。
多分、購入者の皆さんも最初は苦労するでしょうが、それも楽しんでください。
このキーボードがどんな新しいアイデアと可能性を引き出してくれるのか、私たちは楽しみに待っています。
机の上から解放される、そして、ワクワクするようなキーボードにまだ完全には仕上がっていません。
多分、購入者の皆さんも最初は苦労するでしょうが、それも楽しんでください。
このキーボードがどんな新しいアイデアと可能性を引き出してくれるのか、私たちは楽しみに待っています。